12月31日(水）

より少なく食べて
より多く運動する

to eat less
to move more

12月21日(日）

忙しい時は忙しいように
暇な時は暇なように

12月15日（月）

ほぼ毎日夜11時ごろ散歩に出る。ちょっと遅すぎる気はするが他の時間になかなか出かけられないので、この時間に落ち着いてしまった。10時ごろまでは健康ウオーキングの人たちとも会うが、さすがに11時を過ぎると会う人はほとんどいない。

さて、夜の散歩での一番の楽しみはというと、星空を見ることが出来るということだろう。12月ともなると1年で一番にぎやかな夜空となる。星たちのガヤガヤという話し声が聞こえてくるようだ。その中でも王者の星座がオリオンだ。オリオンが上がってきて、その下のほうに青く輝くシリウスがでてくると、もう宴たけなわだ。シリウスがあたかも扇のオリオンの要のようだ。また逆にオリオンの下方にシリウスが振り子のようにぶら下がっているようにも見える。

わたしの散歩道の脇にこんもりとした小さな森がある。夜空に輝くオリオンとシリウスの下では、その森がまるで西洋の物語にでてくる暗く深い森のように見えてくるから不思議だ。昼間とはまったく違う景色にうっとりしながら家に向かって歩く、

夜の散歩が一日のなかで、私が最も自分を取り戻せる時間かもしれない。

12月2日（火）

4半世紀ぶりに母校、九州歯科大学を訪れた。今年同じ大学に入学した子供のアパートを見るためだった。

小倉駅周辺の景色はだいぶ変わっていた。昔の面影を残す場所や建物はほとんどなかった。それでも、たしかこの辺だったかなと古い記憶をたどって学生時代慣れ親しんだ場所を見つけるのに夢中になった。

ぐるっと大学の周辺を歩いてみた。進学課程の建物は100メートル程の急な坂の上にある。上がって見たかったのだが、ほんの少しだけ歩いて、これは無理だと諦めた。情けないが今の体力ではとても上までいけないと思った。(>_<)

大学の近くを流れる川がある。昔に比べて水が綺麗だった。川辺がよく整備されていて川床まで階段が作られていた。魚影が見える。鷺に似た細い足で立っている大きな鳥や、泳いでいる鴨らしき鳥が数羽いた。街の中なのにこんな自然があるとは驚きだ。

街の賑わいと整備された環境を見て、小倉のような地方の中小都市も悪くないなと思った。

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11月20日（木）

東京国際女子マラソンで高橋尚子が負けた。といっても2位で、日本選手としては1位だから本当は負けたわけではないのだが、期待が大きかったからしかたがない。2時間20分を超えるのが当たり前と思われていた。最近はオリンピックをはじめ世界的な大きな大会で負けたことのない高橋でも負けることがあるのだと改めて思った。

レースを見ていて少し痩せすぎかなと思った。やや元気がないような気もした。しかし、途中スパートをかけてからはやはり強いんだなと思った。そのうちガクンとスピードが落ちてどうしたのかと思った。どこか故障でもしたのかと心配した。あとで本人が足が棒になってどうにも出来なかったと言っていた。調整の失敗のようだ。練習のし過ぎだったのだ。

小出監督がついていながらコンディションの調整に失敗してしまった。高橋尚子選手には小出監督のほかにトレーナーや栄養学者、また心理学者等メジャーリーグやゴルフのタイガーウッズのように選手を科学的にささえるチームがついていないのだろうか。

水泳平泳ぎの世界チャンピオン北島康介選手にはコーチのほかに様々なサポートメンバーがついているらしい。充分な練習をすることは大事だが、練習のしすぎで本番に実力を発揮できなかったという例が日本では過去にたくさんあった。もうそろそろその教訓を生かすようにならないとだめだ。

練習をがむしゃらにすることで試合への不安をなくすことは、ややもすると試合で必要な体力までも消耗してしまうことになりかねない。どの程度の練習が適当かまた栄養をどのように摂るのが良いかを的確に指導できる体制を作るべきだと思う。

次のレースで元気な高橋選手が復活してくれることを期待する。

11月10日（月）

カルテ整理にデジットファイリングシステムを取り入れることにした。開業以来の名前順では対応しきれなくなって、調べた結果医療分野で取り入れられている方法らしい。コンピューターの利用が当たり前になっていることがその利用をさら易しくしているようだ。将来電子カルテになっても問診表やレントゲン、検査表の保存は必要なので今回の導入は丁度いい機会だと思う。いままで不勉強だったのが恥ずかしい。

10月29日（水）

今年もＫさんから天文カレンダーが届いた。これはＫさんが熱海の天文台に注文して送ってもらっているものだ。上半分に美しい天体写真が載っていて日付の部分には予想される毎日の天文現象が記載されている。私はこのカレンダーを寝室兼書斎のよく見える壁に掲げている。一ヶ月ごとになっているので月が変わると、破って新しい月のカレンダーにするのだが、前の月のカレンダーの裏には様々な天文現象の解説と共に金子みすゞの詩が載っている。金子みすゞの詩は宇宙的で天文カレンダーによく合う。金子みすゞの詩が毎月楽しめることもこのカレンダーの魅力の一つだと思う。Ｋさんいつもありがとう。

10月20日（月）

紅葉のたよりが新聞やテレビから聞かれる頃となりました。空には秋の雲、すじ雲、いわし雲、冬物の衣類も出さなければならないくらいに肌寒くなりました。我が家の鉢植えのススキも満開です。

10月１３日（月）　　

10月9日に書いた「金星」は火星の誤りですので訂正いたします。(^^ゞ　それで、昨日散歩の時見た火星は、西に移動して少し小さくなっていました。

10月12日（日）

文藝春秋11月号に教育に関して示唆に富む記事があったので御紹介します。

「無名人国記�J、未来の学校を創設した校長、年間3000人以上の教職員が訪れる、奇跡の秘密」、ライターは奥野 修司氏（ノンフィクション作家）、校長先生は大瀬敏昭さんです。(362-369)

なぜ大学生の学力が低下したかという問題に対してこう書かれています。

---引用---
中学生の4割が自宅学習ゼロ、高校生にいたっては5割以上がゼロです。学校に行けば行くほど、学ぶ意味を失っている。それ以上に問題は25歳以上の教養テスト。これは先進国の中で最低です。学びからの逃避という現象はなぜ起こるのだろうか。結論から先に言うと、「勉強」に価値がなくなったからである。
---引用終わり---

学校は「勉強」の場であり「学び」の場でもある、その上で学校は「学びの共同体」でなければならないという。各所に大瀬さんの教育哲学、学校経営の示唆に富むアイデアが書かれており、大いに納得させられる。

詳しくは是非本文を読んでいただきたい.。

10月9日（木）

数日前、再度月と火星が見かけの接近をした。今度は火星が月の上方だった。8月の大接近と比べるとほとんど話題にはならなかったが、秋の空気は澄んでいるので素晴らしくよく見え た。今日あたりはいくらか離れてきたがまだよく見える。薄（すすき）と月と火星が今年の秋の風情だ。

9月29日（月）

隣の庭に大きな金木犀の木がある。昨日あたりからとてもよい香りがする。一時、トイレの芳香剤に多用されて評判を落とした香りだが、幸い最近それも少なくなった。毎年、満開になると、小さな花が次々に落ちて、木の下が丸いオレンジ色の絨毯を敷いたようになる。しばらく、秋の良い香りと色が楽しめそうだ。

9月24日（火）　　秋分の日

「暑さ寒さも彼岸まで」と親が言っているのを子供の頃から聞いて育ったが、それは今でも真実のようだ。つい先日までの暑さが嘘のようにどこかへ消えて、ここ数日涼しい秋の日が続いている。異常に涼しい夏のせいか、彼岸花が8月末から見られたり、9月になってからのこれまた異常な暑さに季節の感覚が変になりそうだった。

彼岸の中日の今日は快晴で富士山がよく見える。雪はまだなく、頂上には小さい笠雲がかかっている。早朝は大気が清んでいたので写真を撮ったら素晴らしいだろうなと思われたが、愚図愚図しているうちにたちまち靄がかかったようになり、写真を撮る機会を逃がしてしまった。

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午後、家内とスーパーへ買い物に行った。帰りに笠雲を被っている富士山が見えた。先程から吹いている強い風のせいで空気が清んできたようだ。 市内から富士山の写真を撮ると必ずといっていいほど煙突が映ってしまう。製紙が富士市のメイン産業なのでしかたがないのだ。

笠雲の富士
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9月22日（月）

最近購入した本「Bleachers by John Grisham」と「The Wedding by Nicholas Sparks」がニューヨークベストセラーズのUSAハードカバーフィクション部門でベスト3に入っていた。私はいつもアマゾンコムに注文しているが、 最新発売の本が世界で同時に読めるのは幸せだ。ハリーポッターの時もそうだったが洋書が身近になってきたなあと思う。

9月19日（金）

夏川リミ、昨日、NHKの歌番組で加藤登紀子と競演していた。はじめて見た。知らずに前に聞いているのかもしれないが、高音の伸びそして歌唱力に感心した。落ちついた歌い振りと、声の美しさに聞き惚れてしまった。最近の歌手では実力一番だろう。めずらしく今後も期待できる歌手だと思う。

9月16日（月）　　新型プリウス

ハイブリットカー「プリウス」の発表展示会に行ってきた。新聞やテレビでかなり宣伝されていたので、概要はわかっていたが、実車を見てみないことにはわからないことも多い。

10モード燃費リッター35kmはとんでもない数値だ。私が所有しているOpaが16ｋｍだからほぼ倍だ。カタログ値だから実際はその6割としても20km/Lというのは大変な値だ。

さて、先進の装置やアイデアが盛り込まれたプリウスの印象はどうだったかというと、驚いたのはドアの閉まる音だった。バスっと高級車並みの剛性間のある音にしびれてしまった。品質を非常に感じる音だった。トヨタはプリウスを低価格車ではなくて今後のメーカー主力車種として位置づけているのだとの印象を持った。

運転席に乗り込んでみると、頭上空間は思ったよりあった。しかしながら空力特性を重視したのだろう、後部座席は長身の私が座ると頭が少し天井につくくらいであまり高くない、しかし子供や普通の女性では問題ないだろう。

Opaにくらべるとさすが運転席の広々感は少ないが、このサイズのクルマとしては全く問題ないだろう。スイッチ等もよく考慮されていて、すっきり収まっている。シフトノブは小さな電子スイッチといった感じのものがハンドルの左脇に設置されている。エンジンスタートスイッチも押しボタンだ。ブレーキを踏んで押しボタンを押すとハイブリッドシステムが起動するようになっている。

ナビシステムに工夫がしてあった。車庫入れや縦列駐車サポートシステムが組み込んであり、ナビ画面上で設定するとクルマが自動で駐車位置まで動いて行くらしい。設定が難しくなければ駐車の苦手な人にはよさそうだ。私も首が痛くて後ろを振り向きにくい時があるので、そのような時には便利だと思う。

駐車サポートシステムを使わないにしても、ナビ画面に後方のカメラでバックの景色が映し出されるので車庫入れ等の時は便利そうだ。後方視界もよく、最近の車としては見やすい 方ではないかと思われた。

エンジン関係では、エコ運転だけではなく、必要な時にはガソリンエンジンと電気モーターの双方が使えるので力強い加速が可能と言うことだ。試乗していないからわからないが、メーカー発表ではスムーズさが強調されている。2000ｃｃエンジンクラスの動力性能があるという。そこに今回のプリウスの売りの一つがあるようだ。

さて、全体的な印象としてはとても魅力的なクルマだと思う。スタイルも第一世代のプリウスに比べると進歩しているし、空力を考えた形は素晴らしいと思う。

自動車関係税の軽減措置を考えると購入についてもサポートされていて、割高感はあるものの、環境や経済性に興味のある人だけではなくて、運転の楽しさといったものに重点を置く人からも支持を集めるのではないだろうか。

9月11日（水）

昨日の月と火星のランデブーを見ましたか？

富士市でも、雲間に少しだけ見えました。

東京の子供からはとてもきれいだったとメールがはいりました。

9月7日（日）

Nicholas Sparks の The Guardian を読み終えた。ラブストーリー＋サスペンスという感じだ。いつもながら彼の小説は読みやすくてまた心温まるストーリーが展開される。今回はラストシーンで涙が出てしまった。(^^ゞ　Singer という犬が描かれていて感動的だ。

9月5日（金）

9月2日（火）

毎月送られてくる『日本歯科医師会雑誌』だが、8月号に財団法人日本証券経済研究所の主任研究員、紺谷典子氏の主張が載っていた。

内容は小泉内閣の痛烈な批判で、非常にわかりやすく筋が通っている。このような記事が日本歯科医師会の機関誌にのっていたことに正直言っておどろいた。取り上げだ編集者に敬意を表したい。

依然国民の５０％ぐらいの支持があるらしいが、最悪の経済状況を作りだして、社会保障の切り下げも限界に達している。国民は騙されやすいのか、いつまでも幻想をもっている場合ではないと思うのだが。一体どうなっているのだろう。