その９

この時代は患者の減少と不景気で根本的な重要なことはどこかに行ってるように思ってます。精度の高い説明や治療が患者に見えることが要求されますが、自分では精度の高い治療ではなく、疾病にたいして精度は２の次で最適な方法でかつ最小の治療で最大の効果が得られるのが本当に重要な医療だと信じてイロイロ工夫してきました。最適な治療を積み重ねれば説明しなくても、患者が結果で納得してくれてると思ってましたが、９割の患者は歯科医療について根本的に私と考え方が違うとこの頃は思ってます。わたしが簡単に治すと患者は自分の疾病はたいしたこと無かったと自分に都合よく考えます。また中には手抜きされたと思う患者もいますね。価値観が根本的に違ってます。最適な治療法を選択しているから簡単に治っていることには無関心で全く気ずきません。それでしかたなくサービス業の常識である笑顔と丁寧な言葉使いを今年から注意しながら取り組んでます。これは大部分の患者にはわかり易くて評判いいですね。